8020運動とは？

8020(ハチ・マル・ニイ・マル)運動をご存じでしょうか？

8020運動とは、1989年より厚生省(当時)と日本歯科医師会が推奨している

“80歳になっても自分の歯を20本以上保とう”

という運動です。

最低でも20本以上機能する歯があれば食生活にほぼ満足することができると言われています。

1989年に始まり、はじめは数%しかなかった8020達成率ですが、

2023年では51.6%まで増加し、当初の到達目標である50%を達成しています！

しかし、歯科先進国と言われているスウェーデンでは80%の達成率です。

歯の予防意識が高いことが分かりますね！

 

8020達成のカギ

永久歯を失う原因は２つあります。

上のグラフを見てわかる通り、永久歯を失う原因の半分以上をむし歯と歯周病が占めています。

8020達成のためには、むし歯と歯周病がカギとなります。

今のあなたの歯の状態はどうですか？

チェックリストで確認しましょう！

 

8020達成のためのポイント

歯は、一度失ってしまうと元には戻せません。

健康的な歯を維持するために適切なケアを行なっていきましょう。

8020達成のためのポイントを5つお伝えします！

①よく噛んで食べること

②栄養バランスの取れた食事・規則正しい食生活をすること(間食の回数など)

③歯磨きやフロス・歯間ブラシなどを使用し、毎日の手入れを心がけること

④かかりつけの歯科医院で定期的に歯の状態をチェックし、清潔な状態を保つこと

この4つを心がけましょう！

 

真田山歯科で8020達成を目指しましょう！

真田山歯科では、MTM(メディカルトリートメントモデル)と呼ばれる予防プログラムを実践しています！

MTM(メディカルトリートメントモデル)とは、初期のリスク評価から患者様に合わせた予防プログラムの立案、最小侵襲治療などを行い、定期的なメンテナンスに至るまでの過程のことをいいます。

むし歯や歯周病、そして歯列不正になる原因に重点を置き健康な歯や顎顔面の環境を整えます。

歯科医師・衛生士によるプロフェッショナルケアと毎日のセルフケアでお口の健康を維持しましょう。

そして、いつまでも健康で、おいしく食べるためにもこれから歯を守っていきましょう。

 

＜参考＞

厚生省「成人歯科保健対策検討会中間報告」

１９８９年（平成元年）―抜粋―

「残存歯数が約２０本あれば食品の咀嚼が容易であるとされており、例えば日本人の平均寿命である８０歳で２０本の歯を残すという、いわゆる８０２０運動を目標の１つとして設定するのが適切ではないかと考えられる。」